ハイゼットトラックの取扱説明書(抜粋版)に載っていない設定とアイドリングストップキャンセラー

農園の軽トラを買い替えました。ダイハツのハイゼットトラックです。
毎日乗るものなので、届いてすぐに2つだけ手を入れました。ひとつはメーターの設定、もうひとつは部品の取り付けです。どちらも小さなことですが、毎日のことなので、あるとないとでは違います。
1. 給油したら、走行距離が自動で0に戻るようにした
走行距離を測るトリップメーターA/Bが付いていますが、そのままの設定では、0に戻したいときは手動でボタンを長押しする必要があります。
これが面倒でした。給油のたびに、忘れずにボタンを押す。それだけのことですが、毎回です。
給油すると自動で0に戻るように設定できます。
この記事は、2026年式のハイゼットトラック(S510P・4WD)でやったものです。説明書は「車両(詳細版)」の2026年8月以降の版を見ています。型式がS500P(2WD)でも同じ画面が出るはずですが、年式が違うと項目の並びや初期の状態が変わります。
やり方

- 車を止めた状態で、メーターを走行距離(ODO)の表示にする。ここが大事です。ほかの表示のままでは、この先に進めません
- メーターの下にあるレバーのうち、いちばん右の「DISP」を長押しする。設定画面に切り替わります
- 「DISP」を1回押すと「02」が出ます。これがトリップメーターの自動リセットです
- そこでもう一度長押しすると「On」に変わります

これだけです。「02: On」と出れば終わりです。設定画面はしばらくすると自動で消えます。
説明書に載っていないと思っていたら、載っていました
この設定、納車のときにもらう説明書には出てきません。私も動画で知りました。
ただ、ダイハツのホームページに「車両(詳細版)」という分厚い説明書があって、そちらの61ページから64ページに、やり方も項目の一覧もきちんと載っています。手元にあるのは抜粋版だった、ということでした。
出典:ハイゼットトラック 取扱説明書(ダイハツ公式) ※「車両(詳細版)」のPDF
同じ画面で変えられること
トリップメーター以外にも、いろいろ変えられます。番号の順に並べました。詳細版の61〜64ページから書き出しています。
| 番号 | 項目 | 初期設定 | 変えられる値 |
|---|---|---|---|
| 01 | 平均燃費を給油のたびにリセット | オフ | オン |
| 02 | トリップメーターAを給油のたびにリセット | オフ | オン |
| 03 | アイドリングストップ時間の表示を自動で切り替え | オン | オフ |
| 04 | ブザー音量 | 小さい(Lo) | 大きい(Hi) |
| 07 | 時刻の自動補正 | オン | オフ |
| 08 | 標識認識のブザー(進入禁止) | オフ | オン |
| 11 | 先行車が発進したときのお知らせ | オン | オフ |
| 12 | 先行車発進のお知らせの早さ | 01(標準) | 02(やや早い)/03(早い) |
| 13 | 衝突警報の早さ | 02(標準) | 01(遅い)/03(早い) |
| 14 | 車線をはみ出したときの警報の早さ | 01(標準) | 02(早い) |
| 16 | ふらつき警報 | オン | オフ |
| 17 | 車線からはみ出さないよう支える機能 | オン | オフ |
| 18 | 標識認識 | オン | オフ |
| 19 | コーナーセンサーの音量 | 02(標準) | 03(大) |
| 25 | ロック・解錠時の「ピッ」の音量 | 05 | 00(消音)〜07(大きい) |
| 26 | ロック時にハザードを光らせる | オン | オフ |
| 27 | 鍵を持って近づくと解錠する(ウェルカムドアロック解除) | オフ | オン |
| 31 | 速度に合わせてワイパーの間隔が変わる | オン | オフ |
| 41 | ウインカーを軽く触ったときの3回点滅 | オン | オフ |
| 81 | 鍵を持って近づくと室内灯が点く(ルームランプ連動) | オン | オフ |
| 82 | 解錠したときに車幅灯・番号灯・尾灯が点く(テールランプ連動) | オフ | オン |
| 85 | オートハイビーム | オン | オフ |
番号は飛んでいます(05・06・09・10などは説明書にありません)。また、グレードや付けている装備によっては、出てこない項目もあります。
2. アイドリングストップを、毎回切らなくてよくした
なぜ切りたいのか
正直なところ、アイドリングストップは要らないと思っています。いいところより、困るところのほうが大きいと感じています。
- 真夏、止まるたびにエアコンが送風になる
- 右折待ちから出るとき、一瞬遅れる
- バッテリーに負担がかかる
- 切るボタンを毎回押すのを、そもそも忘れる
エンジンを切るたびに設定が戻るので、乗るたびにボタンを押さないといけません。これが地味に続きます。

使ったもの
市販のキャンセラーをAmazonで購入しました。1,265円(2026年9月時点)。配線を切ったりつないだりせず、もともと付いているカプラーの間に差し込むだけのものです。
取り付け
自分で付けました。かかった時間は5分ほど。ただし何度もやっているからで、初めてならもう少しかかると思います。
パネルは四隅を引っ張れば手で外せます。工具は要りませんでした。


難しいのはカプラー(配線のつなぎ目)を抜くところです。ツメで引っかかる作りになっているので、そのツメを押しながら全体を引っ張ります。これが硬い。
コツは、ツメは手で押さえ、引っ張るほうは付属の樹脂のヘラでテコにすることです。力任せに引くより、そのほうが外れやすいと思います。
あとは、もともと挿さっていたカプラーを外して、その間にキャンセラーをかませるだけです。
付けてどうなったか

エンジンをかけると、自動でオレンジ色の「A OFF」が点灯します。最初からアイドリングストップが切れた状態です。
毎回ボタンを押さなければ、という小さなストレスが無くなりました。
ひとこと
これはメーカーの機能ではなく、社外品です。付けるかどうかはご自身の判断でお願いします。私はそうしました、という話です。
まとめ
毎日乗るものだから、小さな手間ほど効いてくる。そう思います。